千葉県の葬儀に関して

千葉県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
三方を海で囲まれ、平野と丘陵がほとんどを占める千葉県は、日本で唯一海抜500m以上の山がない都道府県です。
ご葬儀では、都市部と、農村部で大きな違いがみられます。
都市部では、通夜と葬儀が終わった後で火葬する「後火葬」ですが、農村部では通夜の翌朝に火葬する「前火葬」です。「前火葬」を行うところでは、後葬儀、告別式、納骨までを当日に行います。
通夜の方法にも違いがみられます。都市部では2〜3時間で終わる「半通夜」が一般的ですが、農村部では夜通し通夜を行います。夜通しみんなで起き、飲食もしますので、食べ物を持ち寄る風習もあるようです。
故人が長寿で亡くなった場合は、五円玉の穴に紅白の紐を通し、紅白の水引が印刷された小さな袋に入れて参列者に配り、お祝いをする地域もあります。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。