福岡県の葬儀に関して

福岡県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
福岡県は人口約500万人で、九州地方で最も人口が多い県です。福岡市と北九州市の二つの政令指定都市を抱え、人口密度は三大都市圏並みの高さです。農業県ではありませんが、イチゴのブランド化に成功し、「博多とよのか」や「あまおう」の産出額は全国2位です。
ご葬儀では、大分県よりの地域では葬儀、火葬を午前中に行うところが多いようです。東南部では火葬を先に行い、その後骨葬を行います。近親者が通夜に参列する場合は、香典と通夜見舞いを持参します。お寿司、お酒、缶詰、饅頭、お菓子などで、他の地域よりも少し贅沢な内容です。地域によっては通夜みまいを持参した本人も含めてみんなでいただくことがあります。
出棺時に故人が愛用した茶碗を割るしきたりが広くみられます。棺の「三度回し」もみられます。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。