広島県の葬儀に関して

広島県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
広島県は自動車産業と商業がさかんです。
世界で初めて核兵器の攻撃を受けた広島市を抱えることから世界的にも知名度が高い県です。
安芸の宮島と原爆ドーム、二つの世界遺産を持っていることから、近年は海外からの観光客が増えています。
ご葬儀では、独特のものがいくつかみられます。
農村部では、酉の日に葬儀を行わない傾向があります。酉の日には田植えを行わないという言い伝えがあるため、縁起の悪い日として考えられているようです。
通夜は、納棺をせずに布団に寝かせたまま行うところがあります。祭壇に棺を置く位置も地域によって違い、県の東部では祭壇の後ろ、西部では再壇の前となっているようです。
また、お清めを行わないところもあります。故人に敬意を払う気持ちの現れのようです。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。