鹿児島県の葬儀に関して

鹿児島県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
鹿児島県は九州の南に位置し、九州部分と離島部分があり九州部分は県本土といわれています。世界遺産の屋久島や種子島宇宙センターがあることでも有名です。
ご葬儀では鹿児島県ならではのしきたりがあります。故人の枕飾りにお茶の代わりにみそ汁を添えるところがあります。納棺は遺族ではなく業者が行います。遺族は周りで手を合わせたり、線香を持ったり、盛り花をちぎったりします。出棺では故人の首から白い布をかけますが、地域によっては棺を担ぐ人も白い布を肩にかけたり、遺族や参列者も白い布をかぶったり肩にかけたりします。この白い布は葬儀から帰って来て玄関に入る前に垣根やドアの外に括り付け、汚れが入って来ないようにします。
また、葬儀の時には「法話」として僧侶が故人の経歴や功績を話します。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。