高知県の葬儀に関して

高知県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
土佐の国として知られる高知県は四万十川をはじめとした天然の観光資源に恵まれた地域です。
ピーマン、なす、トマトの産地としても有名で、主に大都市圏に出荷しています。カツオの一本釣りも有名で、そうだかつおの漁獲量は日本一です。
ご葬儀では、土葬の風習がかなり残っているようです。すべて近隣組織の「講組」が仕切ります。墓穴を掘ると、河原で拾った小石を沢山積む風習があります。通夜や通夜終了後には近隣組織の女性達が念仏をあげることもあります。
故人に対し、納棺までは生きている人として接します。従って、生前に使っていた布団に寝かせ、通常通り会話をし、家族と同じ食事を枕元に置きます。屏風を逆さに置く風習も残っています。出棺前最後の夜には、故人と枕を並べ添い寝をすることもあります。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。