熊本県の葬儀に関して

熊本県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
阿蘇山で有名な熊本県は、人口約180万人の政令指定都市です。全国有数の農業県で、産出金額は7位です。最近は、ゆるキャラ「くまモン」が人気を博しています。
ご葬儀では、友引のお葬儀を避けることはほとんどありません。また葬儀に先立ち火葬することも多いため、斎場はほぼ年中無休です。
友引を気にしない背景には、浄土真宗が7割を超えていることがあるようです。開祖の親鸞は、日の吉凶を占うことを善しとしていませんでした。
山間部の村々では、納骨堂を持っているケースが多いようです。同じ村の人は同じ納骨堂に入ります。
通夜の夜にお菓子屋飲み物を持ち寄る風習がありますが、熊本県では現金を出すことがあり、封筒には「御目覚」や「目覚」と書かれてあります。通夜振舞いは、おにぎりを出すことがおおいようです。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。