長野県の葬儀に関して

長野県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
特に観光ガイドでは「信州」と呼ばれることが多い長野県は、第18回冬季オリンピックの開催地です。
就業率が高く、全体、高齢者、女性のいずれも全国トップクラスです。きれいな水に恵まれていることから諏訪地域を中心に精密機械や電子産業が盛んで、「東洋のスイス」とも呼ばれています。
ご葬儀では、都市部以外では隣組のつながりが強く、会社を休んででも喪家と一緒になって葬儀を取り仕切る風潮がみられます。通夜の席では香典のほかに「お見舞い」を出すしきたりがありましたが、現在ではごく親しい間柄で行われています。
長野市周辺では葬儀の後の火葬ですが、松本市周辺では火葬の後の葬儀です。一部の地域では昼間は葬儀を出さない風習もあるようです。葬儀後に火葬を行う地域では遺族が方に白い布をかけて火葬場に向かいます。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。