大阪府の葬儀に関して

大阪府のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
大阪府の人口は約880万人で、その多さは東京都、神奈川県に次いで日本第3位、西日本の行政、経済、文化、交通の中核を成しています。企業の本社も数多くあり、特に製薬メーカーは10社以上あります。
ご葬儀では、香典袋に特徴があります。水引が黒と白ではなく、黄色と白です。京都で皇室への献上品に黒に近い玉虫色の水引を使っていたことから、関西圏では一般の人が黒を使うことを控え、黒の次に喪に服す色である黄色を使うようになりました。
初七日法要の後には精進料理を頂きますが、材料の高野豆腐や厚揚げは、三角に切って調理します。普段は四角に切るものですが、違う切り方をして葬儀を日常から切り離す儀式のひとつと考えられています。おむすびを俵型に握っているところでは、葬儀では三角に握ります。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。