北海道の葬儀に関して

北海道のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
北海道は明治時代に本格的な移住開拓が始まり、現在では550万人以上が暮らしています。日本で最も広い土地を持つ行政区で、その組織は本庁と本庁の出先機関である14の支庁で成り立っています。主要都市は鉄道や高速バスで結ばれ、空港も整備されているため、道内での移動、道外からのアクセスは共にスムーズです。
開拓地という土地柄か、葬儀のしきたりには北海道ならではのものがあります。まず、訃報は一般の方でも新聞に掲載されるのが普通です。専用枠があり、新聞で訃報を知りお悔やみに来る方もいます。また、故人が住んでいた地域の町内会が葬儀を仕切り、町内会長が葬儀委員長を務める事が多いようです。香典には領収証が発行されるのも独特の習慣です。道南の一部では、通夜の前に火葬を行う地方もあるようです。
道内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。