三重県の葬儀に関して

三重県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
三重県は人口、人口密度、面積の全国順位が、すべてちょうど真ん中あたりであることから、最も平均的な都道府県といわれています。
農業、漁業、観光が盛んな地域で、松坂牛、伊勢海老、真珠などが有名です。
ご葬儀では、自宅葬が多い地域で近隣の人たちが仕切ります。その場合は、知らない間柄でも一律千円から三千円程度の香典を集めて持ち寄ります。
一年を通じて自宅にしめ縄をつけている家では、喪家になった場合は外します。精進料理で出される涙が出るほど辛い「涙汁」は、鰹で出汁を取ったものです。
熊野地方では独特の風習が受け継がれています。葬儀では男女が別れて着席します。故人の配偶者は、通夜、葬儀、法要には参加しませんが初七日法要の翌日から四十九日が過ぎるまで、毎日墓参りを行います。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。