佐賀県の葬儀に関して

佐賀県のご葬儀、地域の特徴やしきたりをご紹介します。
佐賀県は、唐津、有田、伊万里など陶磁器の山地として有名です。九州地方で人口と面積が最も小さい県ですが、18歳未満の人口が多いのが特徴です。
玄界灘のイカが美味しいことでも知られており、県外からわざわざ食べにくる人も大勢います。
ご葬儀では、火葬、葬儀は午前中にすることが多いため、故人が午後に亡くなった場合は、納棺せずに仮通夜を行い、24時間後に納棺と本通夜を行います。
葬儀の祭壇は、終了してもすぐに崩さず7日間はそのままにしておきます。故人に供える枕団子は6個が一般的ですが、一部の地域では49個も作り供えることがあります。
鳥や魚を自然に返す儀式や、出棺の際に故人愛用の茶碗を壊す風習は佐賀県でもみられます。出棺時には棺を三度回し、玄関とは別のところから出発します。
県内の各自治体では、死亡手続き時に所定の手続きをとることで、比較的簡素な葬儀が行える制度を用意しています。