代表挨拶

私共『てんしの葬儀』は、インターネットを通じ、より明確でより安心な葬儀に関する情報及び葬儀社のご案内を提供しております。

この度、私が葬儀社紹介サイトの運営に携わるに至っては、幼年期のきっかけによるものが大きな要因です。

私が小中学事のこと、恥ずかしい話にはなりますが、父親はあまり家に居つかず、気が付けばそのまま別離状態となりました。

父親と別離状態の中20数年が経過した時のことです。 その頃私は武道に傾倒しており、まもなく上段者となりました。そこで家紋入りの袴を作りたいと思い、母親に当家の家紋を訊ねました。すると母親の返答は、父親に連絡を取りお墓に行って家紋を確認しないと分からないとのことでした。 そのことがきっかけとなり父親と連絡を取ることとなりました。

それから暫くののち、父と再会し、一緒に墓参りに行くこととなりました。

久しぶりの父との再会を感慨深く思いながら、私が幼いころに亡くなっていた父方の両親の墓に手を合わせました。

その時ふと頭の中に疑問が浮かびました。「もしも今両親が突然亡くなったら、私は何をどうすればよいのだろう?葬儀の段取りはどうすればよいのだろう?」 当時私が30代後半のことです。

私自身がそんな状況でしたので、同世代もしくはそれより下の世代の若者達は更に分からないのではないかと思いました。

一般的に葬儀に関しては宗派、生前お世話になった病院等の紹介先で執り行うという程度は耳にしたことはありました。またおおよその費用が不明、予想費用を大きく上回ったことで費用の工面に四苦八苦したということも聞いたことがありました。

そんな疑問や不安の中から感じたことは、今の若い世代の人、またはこれからの時代はネットで直ぐに相場等を調べるだろうということでした。

そんな方々が望んでいることは何かを考えた時、提示している費用以外は一切掛からないという安心感、様々なプランの中からご遺族の意に合った範囲内で最高のお見送りを依頼できる会社の選択ではないだろうかということです。そんなサイトが有れば良いなと漠然と思い、この度のサイト運営に至りました。

インターネットを通じ全国の葬儀社をご紹介し、普段関わることのない葬儀費用に関しての不明瞭な部分をより明確かつクリーンにし、またより分かり易くをテーマにすることが、『てんしの葬儀』に課せられた使命だと思っております。

『てんしの葬儀』という名前につきましては、宗教、宗派に関係なく、故人をお見送りするご遺族や友人等全ての方が、天使のようにやさしく、あたたかく純白の様な気持ちでお見送り出来るようにとの願いを込めて、あえて付けさせて頂きました。

『てんしの葬儀』を通じ、皆様方が少しでもあたたかい気持ちになれましたら幸いです。

タカラデータジャパン株式会社
代表取締役  千野 剛